韓国の文化財庁は9月24日、ソウルの5大宮の一つで、復元した昌徳宮秘苑の芙蓉亭を公開した。
当初は腐った木材を取り替え、傾いた柱を真っ直ぐにする工事で終わらせる計画だったが、原型を復元する方向に変更され、昨年10月から工事に入った。工事に際しては、1820年代の宮廷の姿を描いた東闕図を基準した。
最も大きく変わるのは屋根だ。植民地時代に歪んだもので、屋根の棟を飾る鷲頭を復元し、合閣壁も従来のレンガを取り除いて木壁に変えた。
また、瓦は崇礼門復元工事に使う伝統方式の手製瓦が使用され、従来の瓦に比べはるかに軽い。
昌徳宮は1405年、正宮であった景福宮の離宮として、太宗によって建造された。芙蓉亭は、池の中に石柱を打ち込み、その上に楼閣として、正祖の時代に建てられた。芙蓉は「蓮花」という意味で、今回の工事によって、本来の姿を取り戻した。
韓国ドラマ「チャングムの誓い」の撮影にも使われた場所としても知られている。
(2012.10.3 民団新聞)