【神奈川】映画「かぞくのくに」を監督した梁英姫(ヤン・ヨンヒ)さんが16日、神奈川韓国会館で開催された13年度第1回韓国歴史文化講座「コリアンカルチャーサロン」(神奈川韓国綜合教育院、駐横浜総領事館共催)で講演した。会場は約170人で満席となった。
映画は北韓と日本で暮らす自身の家族の境遇をモチーフにしたフィクション。〞北朝鮮がらみはタブー〟という日本でも、いざ映画が完成すると内外で評価が高く、キネマ旬報ベストテン第1位をはじめとする賞を多数獲得した。梁監督は「いろんな意味でチャレンジだった」と、いまはほっとした表情だった。
「かぞくのくに」の制作意図については、「帰国事業とはいったいなんだったのか。これまで触れてはいけないと、フタをしてきた歴史をオープンにし、みんなと分かり合いたかっただけ。北のことをくさすつもりなどはもうとうない」と述べた。さらに、「日本で北朝鮮ネタがタブーといわれなくなるまで、これからもふたをどんどん開けていきたい」と、次回作に意欲を燃やしていた。
(2013.4.24 民団新聞)