
民謡「アリラン」の魅力を多面的に紹介するコンサートが4月27日、東京文化会館小ホールで開かれた。ユネスコ世界無形文化遺産登録を記念、在日文芸倶楽部「アリラン友の会」(李吉雨代表)が企画した。遠くは北海道や鳥取、広島などから約600人が詰めかけ、会場を埋めた。
演奏曲目は「密陽アリラン」「旌善アリラン」「珍島アリラン」「江原道アリラン」など20曲。第1部ではピアノ4重奏に加え、正統派のオペラ歌手と演歌の歌唱を対比させるなど変化に富んだ構成。
第2部は吹打隊の登場でにぎやかに開幕。韓国からきた崔永淑さんら3人のアリラン名唱の熱唱に、「チョータ!」の声がかかった。脇を固めた京西道創楽会合唱団も、豊かな表情と踊りで会場を沸かせた。
李達完さん(77、千葉県)は、「とても感動した。アリランが世界遺産に登録された喜びを改めてかみしめた」と語った。また、埼玉からきた日本人の女性も、「心が震えた」と感動していた。
(2013.5.8 民団新聞)