
少年のハンヒが住む町には、路地を入ると市場があります。
オンマと一緒に、晩ごはんの買い物に行きました。山盛りになった果物、地べたにひろげられた野菜、ぴちぴちはねる魚、積みあげられたサンダルやくつ…。
オンマはごはんにまぜるお豆を買いに、顔なじみのハルモニのお店に行きます。でも、ハンヒはお豆が嫌い。お豆を買ったら、ごま油屋さん、魚屋さん、肉屋さんなどを順番に回ります。
市場に行くと、ご近所さんとおしゃべりができるし、ハンヒのようにおいしいものを食べて、金魚も買ってもらえるかも知れません。市場の活気ある様子をはじめ、登場人物の生き生きした表情が魅力的です。
作=カン・ジョンヒ
訳=おおたけ きよみ (光村教育図書、℡03・3779・0581)。定価1400円(税別)。
(2013.5.22 民団新聞)