韓国の国外所在文化財財団は昨年12月、植民地時代に国内の寺院から米国に渡った国宝級の仏画を、寄贈の形で100年ぶりに返還を受けた。
この仏画は1730年代のものと推定され、縦横3メートルの絹の彩色画。釈迦牟尼の左右に文殊菩薩・普賢菩薩を描いた釈迦三尊図の様式ながら、仏陀の弟子である阿難尊者と迦葉尊者が下段の前面に描かれた構図は、今までの仏画では見られず、美術史的にも価値があると評価されている。
1910年代に米国に渡り、美術館などを転々としてバージニア州のエルミタージュ財団博物館の倉庫に眠っていた。同在外文化財団がユーチューブ動画で仏画を確認し、返還が実現した。
同財団は「唯一無二な様式の仏画であり、復元処理を経て国宝、宝物級に指定されるのに充分な価値がある」と話している。
(2014.1.15 民団新聞)