

ポーズも決まり拍手・拍手
新たな友人との出会いの場として、65歳以上を対象にした「シニア・ファッションショー」(同実行委員会主催、川崎市共催)が20日、川崎区のサンピアかわさきで開催された。
参加者54人中、外国籍は在日同胞のハルモニ2人。平均年齢71歳、最高齢は89歳だった。昨年11月から9回にわたり、ウオーキングやメイクのレッスンを受けてきた。
出場理由は「今まで頑張ってきた自分へのご褒美」「着物のファッションショーに出るのが夢だった」「70代の記念に」などさまざまだ。
福田紀彦川崎市長のエスコートで登場した大久保林子さんは、数年前にクモ膜下出血で手術を受け、今では元気になり、「ステージに立てて幸せ」と語った。
着物、ドレス、ウエディングドレスなど、お気に入りの衣装をまとった参加者たちの気分はモデルそのもの。軽快な音楽に乗って歩き、思い思いのポーズを次々に決めていった。
在日同胞の趙良葉さん(76)がピンク色の鮮やかなチマ・チョゴリと淡いオレンジ色のトゥルマギ姿で、愼玉熹さん(65)がカッ(笠)をかぶった両班の正式な衣装で登場すると、舞台がぱっと華やいだ。韓国民謡が流れる中、愼さんは扇子を操りながら、韓国舞踊も披露した。2人に観客から大きな拍手が送られると、笑顔でこたえた。
ショーを終えた趙さんは「今、韓国と日本は政治的にはいろいろあるが、在日韓国人を見る目が温かかったと思う。晴れがましい席に出られて幸せ」と笑顔で話した。愼さんは「日本の方たちの中に韓国人が参加して仲良くなった。うれしくて元気が出た」と大喜びだった。
(2014.3.26 民団新聞)