関係改善願い相次ぎ公演
日本を代表するNHK交響楽団と新日本フィルハーモニー交響楽団が、相次いで訪韓公演を行う。冷え込んだ韓日関係を温めようと、音楽界の交流は活発になっているようだ。
NHK交響楽団は、2006年以来8年ぶりに6月1日、ソウル「芸術の殿堂」で公演する。同交響楽団は90年近い歴史を持ち、シャルル・デュトワ名誉音楽監督、ウラディミール・アシュケナージ桂冠指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット名誉指揮者、アンドレ・プレヴィン名誉客演指揮者など著名な音楽家が率いてきた。
訪韓公演では、京都市交響楽団の常任指揮者、広上淳一さん(55)が指揮する。ピアニストのソン・ヨルムさんとプロコフィエフの協奏曲第3番を共演するほか、マーラーの交響曲第4番などを演奏する予定だ。
韓国の錦湖アシアナ文化財団は「韓日関係が難しくなっているからこそ文化交流を通じ、突破口を探ろうということでNHK交響楽団と意を同じくした」と話している。 公演費用は、日本の国際交流基金が一部負担する。
1972年に創立された新日本フィルハーモニー交響楽団は、今回が初めての訪韓になる。ボストン交響楽団の元音楽監督、小澤征爾さんがかつて、中心的な役割を果たしたオーケストラ。
5月29日に「芸術の殿堂」で行われる公演は、第5回ソウル国際音楽祭の閉幕公演を兼ねている。フランスのパスカル・ロフェ指揮で、ピアニストのイム・ドンミンとショパン協奏曲第2番を共演するほか、チャイコフスキーの交響曲第5番を演奏する。
新日本フィル定期的訪韓も
公演費用は、同交響楽団最大のスポンサーである日本のオリックス・グループが全額負担する。公演企画会社「ヴィンチェロ」のイ・チャンジュ代表は「野球の李承選手や李大浩選手(現ソフトバンク)が活躍したオリックス・バファローズの親会社のオリックス・グループ会長は韓国との文化交流に関心を持っている。新日本フィルハーモニー交響楽団が定期的に訪韓公演を行い、韓日の演奏家たちが共演する企画についても話し合っている」と語った。
(2014.4.9 民団新聞)