掲載日 : [2016-05-11] 照会数 : 5733
高麗博物館で「東学農民運動」学ぶ…土曜イベント活況
[ 熱心に耳を傾ける参加者 ]
高麗博物館(東京・新宿区)の土曜イベント「詩と歌でたどる韓国・朝鮮の近現代史(その1)童謡編」が先月30日行われた。
イベントは同館の「絵本でコリアを知る会」の会員が持ち回りで話をするもので、今回は加賀谷浩子さんが担当した。
加賀谷さんは、1894年から2000年までに起きた出来事を追いながら、その時代に作られた童謡や童詩を元にした絵本を紹介した。
1894年に韓国で起きた東学農民運動の指導者であった全琫準(1855〜1895)の死後に歌われた、「セヤ セヤ(鳥よ、鳥よ、青い鳥よ)」を取り上げ、運動の経緯について説明した。
この運動が日清戦争の契機となり、「日本軍によって農民3万人以上が殺された。このことを私たちは知らないといけない」と参加者に呼びかけた。
また、1921年に5月1日を「オリニの日」に制定し、23年に韓国最初の児童雑誌『オリニ』を創刊したオリニ運動の指導者で童話作家である方定煥の業績などについても語った。
同会会員や一般参加者ら約30人は熱心に聞き入っていた。
初めて参加した70代の日本人女性は「とても参考になった。機会があればまた来たい」と話した。
(2016.5.11 民団新聞)