リピーター層に対応…新たな観光商品の開発も
日本からの韓国観光がすっかり定着し、リピーター層がますます増加している。
これまで多かったショッピングやグルメに加えて、フェスティバルやイベントを楽しもうと訪韓する旅行者も年々増加している。
日本からの訪韓観光客は、2泊3日から3泊4日が中心。また、大半がソウルを中心としたツアーだ。人気は本場のプルコギや冷麺、韓定食などがトッピングされた「グルメ」ツアー。汗蒸幕(韓国式サウナ)にあかすりエステがついた女性向けコースも人気を呼んでいる。
土・日曜日を外せば2泊3日で2万円台という格安ツアーもあり、国内旅行よりもリーズナブルで、しっかり海外旅行の雰囲気を味わえるとOL層にも人気は高い。
このような状況が続く中で2度3度、あるいは数十回も訪韓するリピーター層が増えている。このような層を対象に、韓国でも季節や場所に応じて観光客に魅力あるフェスティバルを開発してきた。伝統行事を再整備したものもあれば、地域の特産を生かしながら新たな企画で立ち上げたイベントもある。
イベントにあわせて訪韓し、フェスティバルと旅行の両方を楽しもうという旅行者が増えつつある。この夏には、康津青磁文化祭や茂朱の蛍フェスティバル、保寧マッド(泥)フェスティバルなどが予定されている。
また、今年から常設で国立国楽院の「土曜常設国楽公演」や国楽、伝統舞踊、伝統武芸、仮面劇などを披露する国立民俗博物館の韓国民俗広場も整備され、観光客の人気を呼んでいる。
韓国観光のアイテムはより整備され続けており、観光客にとっては選択肢が広がっている。
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康津青磁文化祭
7月31日〜8月6日、康津郡高麗青磁陶窯地一帯で開催される。今年で9回目を迎え、04年文化観光部指定の最優秀文化観光フェスティバルに3年連続で選ばれた。
青磁は8、9世紀に作られ、韓国の中世美術を代表する芸術品。康津は高麗青磁の代表的な生産地で、国宝や名品といわれる作品の8割が康津で作陶されたといわれる。
「土と火、そして人間」のテーマに沿って、5つの部門に64のイベントが企画されている。観光客が模様を付けたりする参加型プログラムが人気を呼んでいる。
問い合わせ=康津文化観光課(82・61・430・3228)。
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茂朱蛍フェスティバル
8月20日〜28日、茂朱群一帯で開催。今回が8回目。「自然が好き、蛍とともに!」をテーマに行われる。メーンプログラムの蛍・神秘探検では、バスに乗車して野外に出かけ、幻想的な光で夜空を彩る蛍の群舞が観賞できる。
このほか、自然学習や環境教育プログラムなど80余のイベントが繰り広げられる。
問い合わせ=フェスティバル推進実行委員会(82・63・324・2440)。
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保寧マッドフェスティバル
7月16日〜22日まで、中清南道保寧市の大川海水浴場で開かれる。
今年で7回を数え、文化観光部指定の優秀地域祭りに2年連続で選定されている。
海水浴と汚染されていない干潟から採れる泥を利用したマッドマッサージ、泥風呂、泥相撲などコミカルな40あまりのイベントで観光客を楽しませる。
期間中は、周辺に浮かぶ78の島々、石炭博物館など文化観光施設への無料シャトルバスも運行される。
問い合わせ=保寧市文化公報担当官室(82・41・930・3541)。
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国立民俗博物館の韓国民俗広場
景福宮内の国立民俗博物館で毎週土日に開催。国楽(韓国の伝統音楽)、伝統舞踊、伝統武芸、仮面劇などが行われる。昨年からは日曜公演も始まり、毎月第1日曜に韓国伝統武芸、第2日曜に伝統音楽、第3日曜に伝統武芸、第4日曜に仮面劇が博物館前広場で行われている。
詳細はホームページ(
http://www.nfm.go.kr/。日本語あり)。
(2004.4.14 民団新聞)