掲載日 : [2004-04-21] 照会数 : 3122
激動の在日像に焦点 映画「HARUKO」5月に東京で公開(04.4.21)
フジテレビで昨年放送され話題になった「母よ!引き裂かれた在日家族」が映画「HARUKO」として作りなおされ、5月1日に東京・ポレポレ東中野で公開される。
「HARUKO」は、在日1世の鄭秉春さん(87)=通名・金本春子=とその家族の愛憎のエピソードを中心に描いたドキュメンタリー映画。
12歳で済州道から来日。子どもたちのために違法だったパチンコの景品買いで生計を立てたため、37回も逮捕された。放蕩を続ける夫と別れ、次女は貧しさに耐え切れず家出し、3女は北韓へ。息子とも国籍や思想で意見が食い違い、口論が絶えなかった。
在日の苦悩の中で生き抜いてきた鄭さんの姿を、カメラマンだった長男の金性鶴さんが40年前に撮影していて、その映像が作品の中核を成している。警察署から出てくる姿や、パチンコの景品買いをする60年代の映像が写し出される。
(2004.4.21 民団新聞)