掲載日 : [2005-02-16] 照会数 : 3087
「魔性の女」を描写 金綺泳監督の2作紹介(05.2.16)
[ 映画「下女」の一場面 ]
27日・東京
韓国映画界の巨匠、金綺泳監督の作品を紹介する「知られざる韓流‐怪物と呼ばれた男が描く魔性の女」が27日、東京中央区の映画美学校・第1試写室で開催される。
金監督は1955年に「屍の箱」でデビュー以来、31作品を制作した。初期の作品は戦中・戦後の韓国社会を描いたリアリズム調のものが多いが、60年の「下女」以降は、徹底的にデフォルメされた映像空間と、人間のエゴイズムに潜む魔性の美を独自のスタイルで描写した。
「下女」は、幸福な家庭に現れた一人のメードが、男を破滅に導く魔性の女を描いた作品。金綺泳ワールドの原点にして最高傑作とされている。
「死んでもいい経験」は、韓国でも公開されず、98年釜山国際映画祭で一度だけ特別上映された幻の遺作。後の「2001年韓国映画プロジェクト」で初公開された。「魔性の女」シリーズの集大成ともいえる作品。
特別上映作品「マイ・コリアン・シネマ」は、韓国の60から70年代の作品について、金弘俊監督自身の思いの再検証を行った作品。
併映短編作品では、これからの活躍が期待される在日同胞2人の監督による「ハルモニ」と「一周忌」を紹介する。
前売りは一般1100円、2回券2000円、当日は一般1300円、学生1000円ほか。
詳細・問い合わせは、(℡090・8306・4571)和田まで
(2005.2.16 民団新聞)