掲載日 : [2007-11-14] 照会数 : 3341
「秀吉と文禄・慶長の役」 名護屋城博物館が企画展
佐賀県立名護屋城博物館の特別企画展「秀吉と文禄・慶長の役」が今月25日まで、佐賀・唐津市の同館で開かれている。 「文禄・慶長の役」(壬辰倭乱・丁酉再乱)は、日本が起こした侵略戦争であり、韓日関係史のなかで無視することできない大事件として位置づけられる。企画展では、豊臣秀吉による侵略戦争について、国内外の最新の調査、研究成果を踏まえ、その実態について検証する。
秀吉発給の朱印状や朝鮮国内の史料をもとに、開戦への経緯や戦い、講和交渉の経緯をたどるとともに、両国の当時の武器、武具などを紹介し、戦いの実態に迫る。特に今回は、韓国の国指定宝物3件3点、日本の国指定重要文化財5件8点をはじめ、両国の貴重な資料を展示する。
展示は「大陸侵略への胎動」「『文禄の役』と講話交渉」「『慶長の役』から終戦へ」「戦いの実像‐武器・武具と城」「侵攻のつめあと」で構成されている。
開館9〜18時。休館毎週月曜日(休日の場合は翌日)。観覧料大人320円ほか。問い合わせは同館(℡0955・82・4905)。
(2007.11.14 民団新聞)