掲載日 : [2007-11-14] 照会数 : 5279
東京で「サタデーチャンゴフィーバー」 住民らと大演奏楽しむ
[ 李昌根さん撮影 ]
韓国伝統音楽の祭り「第3回サタデーチャンゴフィーバー」が10日、東京・豊島区のみらい館大明で開かれ、全国各地から集まった演奏者90人余は力強い演奏を披露した。今年は東京、大阪、名古屋、富山から15チームが参加した。
唯一の大学生として参加したコリア伝統遊戯団「シナウィ」は迫力のある演奏で観客を魅了した。藤井宏子さん(19、早稲田大学2年)は「週に2回、練習をしています。今日は勉強のつもりできました」と語った。
地元池袋の子どもたちによる和太鼓の演奏や、平和の花を咲かせたいという意味を込めたハナコリアの舞では、観客が飛び入りで踊る場面も。
今年初の試みとなった「サタデーチャンゴフィーバーのための創作曲」では、作曲を手がけたSANTAのリーダー、閔栄治さんを中心に、3カ月前から各地で練習を積んできたメンバーたちが一糸乱れぬ演奏で観客を圧倒。
また、フィナーレで繰り広げられた100人チャンゴの演奏は祭りの見せ場。参加者をはじめ、地域住民を含む観客200人は、一緒に揃って楽しい時を過ごした
(2007.11.14 民団新聞)