掲載日 : [2007-11-08] 照会数 : 3879
近江八幡資料館 休憩地に残る記録
料理の食材も
近江八幡市立資料館主催の秋のテーマ展「朝鮮通信使と近江八幡」が18日まで、滋賀・近江八幡市の旧伴家住宅(同館向い)で開かれている。
今年は第1次朝鮮通信使来訪から400年にあたる。朝鮮通信使の接待場所は宿泊地と昼食休憩地に分けて定められた。
近江では守山・彦根が宿泊地、大津・近江八幡が昼食休憩地だった。八幡での昼食休憩では、市内の本願寺八幡別院は、三使や上々官クラスなどの、寺や町人屋敷は下官などの休憩先となり、準備や接待に関わる記録や資料が残されている。
同展では近江八幡市域に関する記録、資料を中心に42点を展示する。出品は八幡瓦人形(通信使をモチーフにしたもの)、朝鮮信使賄下行請取覚(第5次通信使来訪時に出された饗応料理の食材)ほか。
開館9〜16時半(月曜日、祝祭日の翌日は休館)。入館料一般500円ほか。問い合わせは同館(℡0748・32・7048)。
(2007.11.7 民団新聞)