掲載日 : [2007-09-26] 照会数 : 3182
新作「無限の広がり」 在日の李禹煥さん東京で個展
国際的に活躍する日本在住の韓国人画家、李禹煥さんの個展が10月27日まで、東京・台東区の現代美術ギャラリー、スカイ・ザ・バスハウスで開かれている。
李さんの日本での個展は、横浜美術館で開催された「余白の芸術展」以来2年ぶり。同ギャラリーでは5年ぶりで、新作の絵画、彫刻など8作品を展示している。
李さんの作品の特徴である「余白」は、「作らない」という意図的な行為によって作り出されている。この余白によって生まれる作品の無限の広がりは見逃せない。
李さんは1956年、ソウル大学校美術大学を中退して来日。日本現代美術の主要な潮流の一つである「もの派」において、理論面、制作面で中心的な役割を担った。
開館12〜19時(日・月・祝日は休廊)。入場料無料。問い合わせは同ギャラリー(℡03・3821・1144)。
(2007.9.26 民団新聞)