掲載日 : [2007-09-26] 照会数 : 3273
45〜05年を体系的に 新潟で韓国美術のリアリズム展
[ 朴玉相「ひとつになることのために」=1989年(韓国国立現代美術館蔵) ]
新潟県立万代島美術館は10月6日から11月25日まで、新潟・中央区の同館で企画展「民衆の鼓動‐韓国美術のリアリズム1945‐2005」を開催する。
今展ではこれまで日本では体系的に紹介されることのなかった、80年代の韓国民主化運動の影響を受けたリアリズム系の民衆美術作品を展示する。これらの作品は同年代の韓国社会を如実に反映するもので、韓国国立現代美術館をはじめとする韓国側の美術館、所蔵者たちの協力を得て、日本で初めて紹介されることになった。
また、これらの作品を中心として、解放以後、政権からの圧力を受けながらも綿々と続いてきたリアリズム系統の美術の流れを追うとともに、現在でも韓国現代美術の本流のなかで活躍するリアリズム系作家の作品もあわせた110点を紹介する。同展は08年8月まで福岡、宮崎、兵庫、東京を巡回する。
開館10〜18時(毎週金曜日は20時まで開館)。当日券一般800円(前売り券600円)、大学・高校生当日券500円ほか。
会期中、金潤洙・韓国国立現代美術館館長の記念講演会、高晟・新潟県立万代島美術館主任学芸員などの美術鑑賞講座、韓国伝統舞踊公演なども行われる。詳細は要確認。
問い合わせは新潟県立万代島美術館(℡025・290・6655)高、小西。
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新潟開催の「民衆の鼓動‐韓国美術のリアリズム1945‐2005」のチケットを読者10組20人にプレゼントします。
ご希望の方はハガキに住所、氏名、電話番号を明記のうえ、〒106‐8585東京都港区南麻布1ー7ー32 民団新聞「民衆の鼓動」チケット係まで。締め切りは10月4日必着。当選者のみチケット発送。
(2007.9.26 民団新聞)