掲載日 : [2007-09-12] 照会数 : 5284
北京五輪照準に共同で観光商品開発 ソウル市と北京市
[ 「友好都市交流強化覚書」を交わした呉世勲ソウル市長(左)と王岐山北京市長 ]
韓流も漢流も売り込め!
08・10年交流年に
調印したのは、ソウルの呉世勲市長と北京の王岐山市長。今後、ソウルと北京を結ぶ観光商品を共同で開発するほか、両市の職員が参加する観光協議体の結成も進める。
具体的には、来年の08年と10年を「ソウル・北京観光交流の年」に指定し、両市で開催される文化・体育行事や祭り・博覧会などの主要イベントを目玉に、観光・交流をさらに活性化させるため、韓国と中国がタイアップした観光商品の共同開発を推進する。
また、経済・教育・青少年などの分野における交流・協力の拡大についても力を合わせていく。
呉世勲市長は「開幕まで1年を切った北京五輪を契機に、ソウルへの観光客1200万人時代を早期実現するきっかけにしたい」と調印の意義について語った。
なお、呉市長は6日まで、ソウルの姉妹都市であるモスクワ、東京も訪問。東京では日本郵政公社を訪れ、トヨタの生産方式を公共組織に導入した事例などを視察した。
来年の北京五輪を前に、ソウル市と北京市は3日、北京市庁で「友好都市交流協力強化了解覚書」を締結した。共同で観光マーケティングに乗り出し、世界に「韓流」も「漢流」も売り出す方針だ。
(2007.9.12 民団新聞)