掲載日 : [2007-08-29] 照会数 : 3429
「柳会」が追悼の公演 宮中舞踊の宋和映さん偲んで
[ 昨年秋に亡くなった宋和映さんの舞台 ]
遺作「花草別監ノルム」など
在日韓国人の韓国伝統舞踊団体「柳会」は9月7日、大阪・中央区のエル・おおさか(大阪府立労働センター)で昨年9月ソウルで死去した韓国宮中舞踊の第一人者、宋和映さんの追悼公演「花草別監ノルム」を開く。
宋さんは全国国楽大会大統領賞を受賞したほか、韓国の宮中舞踊を現代にまで伝えた功績は高く評価され、これからの活躍を期待されていた。また柳会の創設者として在日同胞に伝統舞踊を指導するなど幅広い活動も行ってきた。
今公演で紹介する「花草別監ノルム」は宋さんの踊りの集大成であり、また遺作となった作品。当日は団員たちが練習の成果を披露する。また、宋さんと親交の深かった金順子さん(韓国国楽協会東京支部長)と、趙寿玉さん(無形文化財97号サルプリ履修者)の2人が特別出演する。
開演19時。前売り3000円、当日3500円。問い合わせは柳会(℡06・6781・7311)、(携帯090・1447・6835)。
(2007.8.29 民団新聞)