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40以上の団体が利用…「民団」の認知各方面に拡大
アジア国際センター2周年

 一昨年3月に竣工した民団岡山県本部(金昌男団長)の会館「アジア国際センター」は、当初から地域に開かれた会館として建設されたが、その名の通りこれまでに40以上の団体が会館を利用し、民団本部が開催する各種語学講座を含めれば、数多くの人が出入りする会館となっている。9日には2周年を祝う催しが行われた。

 同本部の旧会館は老巧化が進み、新会館建設は県下団員の10年来の願い出あった。会館建設に当たっては、地域住民として生きる民団の姿勢を鮮明にしようと、開かれた会館、地域に奉仕する会館という理念がうたわれた。名称も岡山韓国人会館のほかに、特にアジア

に開かれた会館を主張して「アジア国際センター」と銘打たれた。

 バリアフリーはもちろん総面積の約50%を一般に開放するスペースとして設計した。

 竣工以来、今年3月初旬までに会館を利用したのは40団体を超え、来館者も延べ2500人以上となっている。また、本部が開設している韓国語講座をはじめ各種語学講座の受講生を含めれば、延べ数千人が会館利用者となる。特に日本語講座を開設してからは、日本市民ばかりでなく、アジアやアフリカ、ラテン系の市民の出入りも増えた。

 特に4階のコミュニティーホールは、営利などでなければ基本的に無料で使用でき、小規模の集まりから100人以上の集会まで様々に利用されている。

 特に昨年8月には岡山市の学校教育部保健体育課が、市内の栄養士および調理師を対象に岡山市の学校給食に反映できる韓国料理メニューの講習会を開催したところ、受講希望者が殺到して2回に分けて実施した例もある。韓国の栄養士ら講師は民団が手配したもので、行政と民団のタイアップ事業とも言える。そのかいあって、今年から市内小学校の給食献立に韓国料理が登場した。

 このほか、ガールスカウト、NPO地域人権みんなの会、岡山県華僑総会など様々な団体が活用している。

 昨年6月のワールドカップ時には、150インチの大スクリーンを利用してアジア3か国の試合を放映。日本戦では真っ青に、韓国戦では真っ赤に染まるなど、延べ1500人が観戦した。

 これら開かれた会館になって以来、地域住民やほかの市民団体からも「民団」という名前の認知が急速に拡大したと言う。このような方針と実績は、自治体にも認められ、岡山の外国人市民代表者会議も民団の存在なしに語れないほど密接な関係となっている。

 同本部では、より開かれた実践活動を通じて、名実共に岡山在住の外国人市民の拠点にしたいと意気込んでいる。

(2003.03.12 民団新聞)

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