婦人会全国大研修会、無事に幕　対面で交流深めて

　6月7日の「近畿A」を皮切りにスタートした婦人会（劉代永中央会長）の全国大研修会は6月28～29日に山形県天童市での「東北」ブロック、7月4～5日に長崎市で開かれた「九州・中国・四国」ブロックで締めくくった。

　今年のテーマは「在日韓国女性の次世代育成と歴史を繋げよう未来に」で様々なジャンルで活躍する在日同胞の著名人や大学の教員らを講師に招いた。また、各ブロックとも夕食懇親会には、みんだん生活相談センターの所長で昨年、歌手デビューした金昭夫さんによるミニコンサートを楽しみ、会員同士の交流を深めた。

　全国7ブロックにわたる研修会の会場を訪れた会員らとハグと握手で出迎えていた劉代永会長は、「安心、安全を最優先に考え1泊2日の日程だったが、講演で知識を高め、対面による交流で会員どうしの絆が深まり、実り多い時間になったと思う」と、全日程を終えてほっとした様子で、来年はコロナ禍前の2泊3日に戻したい意向を示していた。