掲載日 : [2006-07-05] 照会数 : 6596
大衆化進め預金拡大 近畿産業信用組合
近畿産業信用組合(本店・大阪市)は6月29日、京都市内のホテルで第43期通常総代会を開き、任期満了の八田富夫理事長を再選した。総代233人中167人(委任状80)が出席。
05年度決算業績は、預金5682億3545万円(前年同期比8・63%増)、貸出金3228億5632万円(同3・41%増)で、預貸率は56・81%だった。純利益は38億3600万円(同29・28%減)で、自己資本比率が9・06%。出資配当は昨年と同じ2%。
八田理事長は「昨年度業績は預金、貸出金ともに目標を達成できた。特に『在日』と『地域』に根ざした営業姿勢に徹しながら大衆化を進めた結果、1000万円以下の中・小口安定預金が318億円増えた。6月12日に合併した長崎商銀との相乗効果を双方の営業エリアで発揮できるよう一丸となって推進したい」と語った。
(2006.7.5 民団新聞)