掲載日 : [2006-05-24] 照会数 : 5704
大阪コリアブライダルセンター 年4回パーティー開催…会員500人
同胞同士の結婚に尽力
専属窓口設置常勤者が対応 会員・父母の相談、情報を提供
民団大阪本部の「大阪コリアブライダルセンター」は近畿地方の会員が多い。会員数約500人(女性252人)。また東京会員3人、名古屋2人、岐阜2人、九州2人のように、遠方からの参加者も増加しており、全国的範囲へと拡大現象を示している。
同センターでは年4回、カップリング・パーティーを開くのが特徴で、会員たちの期待を集め、人気を呼んでいる。男女各30人(40人、50人)を事前に選定し、胸に番号をつけ、当日および後日にもこの番号を中心に情報を得る仕組みになっている。
会場では参加者たちが積極的に自己PRを行い、気に入った相手の番号を書いて担当者に渡す。番号の合った男女は、後日、担当者立ち合いで個人的にお見合いするシステム。
同センターには専属窓口(劉瑩姫)が常勤、会員の見合いやセンターを訪れた会員に、ほかの対象者を探すなどの活動をしている。
対象者たちは土曜日や休日を利用、当本部(見合い用の特別室で)での見合いを行っている。
結婚問題が個人情報の最先端という事柄に最大の注意を払っていることや、民団事業であることに会員たちから信頼が寄せられている。
会員(本人)とその父母とも顔なじみとなっている窓口の劉担当者は、「普段から適切な相手を探し出し両家に伝え、見合いを重ねている」と話す。
在日同胞子弟の結婚が社会問題にまでなっている現状を重視、婦人会、青年会および大阪韓国青年商工会が、それぞれ結婚相談所を設けて活動してきた。これらの相談所を昨年、統合したのが同センターだ。
利益追求を目的とせず、同胞間の成婚を第1の目標に定めている。
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【お知らせ】
パーティー日時
日時=6月18日、7月2日。
申込み=電話のみ受け付け。
締め切り=定員になり次第。
申し込み先=当センター(℡06・6731・1184)。
(2006.5.24 民団新聞)