掲載日 : [2006-05-24] 照会数 : 4998
【支部統合問題】生野東・生野北支部 統合めざし建議案
団員数1万2000人の大所帯に
今回の大阪本部地方定期大会の建議案提出の中で最も注目を集めたのが生野東・生野北両支部の統合案だった。両支部の統合問題は以前から論議されていた。
両支部ではすでに支部大会で統合の承認を受け、現実的側面では04〜05年の野遊会を共催。さらに両支部では常任顧問、三機関協議会を開催してきた。
統合案は次の通り。
①統合の時期は06年9〜10月に統合大会を開催②統合後の新支部の名称は本部三機関を統合支部間の協議を持って決定③新支部事務所は現在の生野北支部に設置④生野東支部会館利用計画については、今後の具体案を出し協議⑤統合推進委構成、細部にわたって論議⑥同委員会委員には両支部の顧問3人、3機関長と事務部長の計14人とし統合推進委員長には、両支部の支団長とする。
同建議案は議長団から朗読され、賛成により承認された。これによって両支部は統合に向けた準備作業を稼働している。統合すれば団員数も1万2000人を超え、日本一の大支部になるため、注視対象になるのも必至だ。
近年の支部統廃合では04年、北河内支部に統合された枚方支部の先例があるが、北河内支部は門真市や守口市などの市にまたがるのに比べ、生野東、生野北支部は同じ区内支部だけに、運営上での大きな障害は少ないとの見方がある。
建議案は、同大会で承認を得た。
(2006.5.24 民団新聞)