大統領職引き継ぎ委員会(金容俊委員長)は2月21日、新政府の国政ビジョンを「国民の幸福、希望の新時代」とするとともに、5大国政目標と21国政戦略、140課題を発表した。
5大国政目標は、▽雇用中心の創造経済▽国民に合わせた雇用・福祉▽創意教育と文化のある生活▽安全と統合の社会▽幸せな統一時代のインフラ構築。
金委員長は「韓国の経済規模は先進国水準に拡大したが、国民個人の幸福水準は低い状況だ。これからは国民の幸せと国家発展が好循環する社会をつくり、これを基礎に新しい韓半島時代を切り開いていく。ひいては世界の幸福時代に寄与する模範国家に発展させるのが新政府の時代的役割だ」と語った。
<21国政戦略>は以下のとおり。
【雇用中心の創造経済】
①創造経済生態系の造成
②雇用創出のための成長エンジン強化
③中小企業の創造経済主役化
④創意と革新を通じた科学技術発展
⑤正しく原則による市場経済秩序の確立
⑥成長を裏付ける経済運営
【国民に合わせた雇用・福祉】
⑦生涯周期別オーダーメイド型福祉の提供
⑧自立を支援する福祉体系の構築
⑨庶民生活および雇用安定を支援
⑩低出産の克服と女性経済活動の拡大
【創意教育と文化のある生活】
⑪夢と理想を育てる教育
⑫専門人材の養成および生涯学習体制の構築
⑬文化がある生活の実現
【安全と統合の社会】
⑭犯罪から安全な社会の実現
⑮災難・災害予防および体系的管理
⑯快適で持続可能な環境造成
⑰統合と和合の共同体実現
⑱地域均衡発展と地方分権の促進
【幸せな統一時代のインフラ構築】
⑲堅固な安保と持続可能な平和実現
⑳幸せな統一に向けた新しい韓半島の実現
㉑国民とともに信頼外交の展開
(2013.2.27 民団新聞)