掲載日 : [2008-08-15] 照会数 : 4735
第2回民団中央団長杯 「オリニフットサル全国大会」
[ 16チームが参加した昨年の第1回大会 ]
北海道から九州まで…昨年上回る20チーム名乗り
体育会「仲間意識育む場に」
在日韓国人小学生を対象とした第2回民団中央団長杯「オリニフットサル全国大会」(主催、在日大韓体育会)が31日、三重県四日市ドームで開かれる。第1回は16チームだったが、今年は20チームに増えた。参加地域も北海道から九州までと広がり、名実共に全国大会の様相を見せている。関係者は「一緒に汗を流し、仲間意識を育んでほしい」と期待している。
北海道からは初出場。チームは3月から約5年ぶりに活動を再開した体育会北海道本部と、地元の北海道韓国学園が連携し、子ども土曜学校に通うオリニたちを中心に構成した。
体育会北海道本部の千正己会長は「雪が深く、広大な北海道では、夏場に林間学校などを開催しているものの、オリニたちが同胞とふれあう場が少ない。参加する選手たちには、全国には自分たちと同じ在日の仲間がたくさんいるんだということを肌で感じてほしい」と願っている。
愛知からは、体育会中北本部(鄭正樹会長)の主催した県内の民団8支部対抗予選会で好成績を収めた3チームが参加する。在日大韓蹴球協会中北本部(姜成龍会長)が4月から中北地域在住のオリニを対象に無料のオリニフットサルスクールを開講しているため、愛知県でのフットサル熱は全国的にも高い。
体育会中北本部の鄭正樹会長は「未来の同胞社会を担うオリニたちを対象としたこのフットサル大会が定着すれば、真の意味でスポーツを通じて同胞社会に一体感を形成することができる」と期待している。
北海道、東京、岡山、広島、福岡などの遠方から参加する選手団は、前日から近くの「鈴鹿青少年センター」に入る。主催の体育会中央本部ではバーベキューパーティーやキャンプファイヤーなどを準備して仲間作りをバックアップする。
地元の民団三重県本部ではサムルノリの演奏やチャンゴ教室なども企画している。同本部の韓久事務局長は「時間的な制約もあるが、スポーツだけでなく、子どもたちが祖国の文化に肌で触れ、交流できるような場にしたい」と意気込む。
体育会ではこれまでも地協レベルで老若男女が楽しめるボウリング大会などを開催し、同胞社会の交流の場づくりに力を注いできた。最近はオリニ世代を中心とした青少年育成にもウエートを置いている。
同中央本部の朴安淳会長は、「オリニ世代の育成に力を注ぐことで、一緒に参加する父兄にも交流の輪が芽生え、そのことが同胞社会の発展につながるものと確信している。今回のオリニフットサル全国大会を、スポーツを通じて同胞とふれあい、民族的な素養を育むことのできる最重点事業として準備に力を注ぎたい」と話している。
午前中に出場20チームによる予選リーグ。午後からは決勝トーナメントを行う。優勝チームには「民団中央団長杯」が贈られる。
(2008.8.15 民団新聞)