掲載日 : [2008-10-01] 照会数 : 4705
経営強化へ本店を福岡に 九州幸銀
[ 本店になる福岡の九州幸銀ビル ]
預金・出資拡大へ民団も一丸
九州幸銀信用組合(呉龍夫理事長)は1日、本店を熊本市から福岡市博多区に移転する。九州最大都市の福岡市への移転により、幅広い顧客の拡大を図るのが狙い。これまでの本店は熊本支店として引き続き営業を行う。
2002年5月、熊本商銀信用組合が信用組合福岡商銀の事業を譲受すると同時に、名称を九州幸銀信用組合に変更し、本店を熊本市に置いた。同年7月、大分商銀信用組合の事業を譲受、05年12月、佐賀商銀信用組合を合併した。現在の営業エリアは、福岡・熊本・大分・佐賀の4県。
今年6月の総代会では、福岡への本店移転を視野に入れながら役員改選を行い、会長に金龍海、理事長に呉龍夫の両氏を新たに選出した。
8月11日から10月末まで、本店移転記念「こうぎん特別定期」(100万円以上1年もの金利1・20%)キャンペーンを実施。1カ月間で目標額の30億円を突破したことから、20億円を追加募集中だ。預金の増加とともに、新しい組合員数も増えている。
呉理事長は「福岡への本店移転を契機に、預金・出資金の増強運動を盛り上げたい。民団をはじめ傘下・関連団体などの協力を得ながら、一丸となってこの厳しい状況を乗り切りたい」と意欲を燃やしている。
民団福岡県本部の朴興謨団長は「2日に執行委員会・支団長会議を開き、預金・出資金増強運動を展開していく」との姿勢を示し、福岡韓商の朴元淳会長も「理事長は福岡韓商の直前会長、役員の一部が九州幸銀の理事を務めていることから、全面的に協力を惜しまない。皆がヤル気になっている」と強調した。
今年3月末決算の預金高は452億円。「変革と挑戦」をスローガンに、「チャレンジ500」、つまり預金高500億円達成を目標に掲げている。本店移転記念定期キャンペーンのほか、新商品として、8月から交通事故防止協力のための「飲酒運転しません定期」(0・6〜0・8%)、懸賞金付き定期預金「ゴールデンペガサス」、9月から年齢に応じた利率の「鶴亀定期」などを販売中だ。新本店の所在地は、〒812‐0016 福岡市博多区博多駅南2‐2‐12(℡092・441・8888)。
(2008.10.1 民団新聞)