掲載日 : [2008-10-01] 照会数 : 4864
<川崎市ふれあい館>共生社会創り20年 記念式に500人
【神奈川】川崎市南部の在日同胞集住地区で教育、高齢者福祉、障害児(者)サポート、街づくりまで、多文化共生社会をめざして様々な実践を積み上げてきた「川崎市ふれあい館」(川崎市桜本1丁目、重度館長)が、開設から20周年を迎えた。9月27日には近隣の市立桜本小学校体育館に地域住民や行政・議会の関係者ら500人を迎え、記念式典とイベントを実施した。
館長は「平坦でなかった。挫折を繰り返しながらの20年だった」と振り返った。来賓の曾禰純一郎川崎市副市長は「10月からは子育て支援センターとしての役割も担ってもらう」と期待を込めた。地元桜本1丁目町内会の山内昭伍会長は、今年で14回目を数えた「おおひん地区春の祭り」で地元商店街の活性化に貢献してくれたと称えた。
「ふれあい館」は、在日韓国・朝鮮人をはじめとする在日外国人が、同じ市民として相互にふれあい、共生社会を創造する施設として川崎市が88年6月に設置した。社会福祉法人青丘社が市から委託を受け、運営している。当初は構想の段階から地元住民との間であつれきをうみ、設立そのものが危ぶまれた一時期もある。
(2008.10.1 民団新聞)