掲載日 : [2008-10-08] 照会数 : 3915
韓国人気童話シリーズ
『帰ってきた珍島犬ペック』は、1993年に大田に売られた珍島犬が、飼い主を捜し求めて300㌔という長い距離を7カ月かけて、珍島の飼い主のおばあさんと孫娘のところに帰ってきた実話をもとにした作品。
大きな家に住む、優しい主人のもとで暮らすことになった珍島犬のペック。家族の愛情を受けながらも、おばあさんと孫娘のソヨンを忘れることができなかった。ついに昔の主人探しに出るペック。オオカミとの闘いや飢えとの闘い、人間に捕まるなど、のら犬となったペックの前に苦難が待ちかまえていた。
珍島犬は飼い主との絆が強い犬として知られ、普段はおとなしいが、主人に危機がおよべば命を惜しまず、守り抜く強い忠誠心を持つ。おばあさんとソヨン、そしてペックとの深い愛と交流を描いた感動的な物語。
文=ソン・ジェチャン
絵=ソン・チンホン
訳=榊原咲月。定価1300円(税別)。
『星と話す少年』は、作家のペ・イクチョンさんが、11歳の幼い息子を腎臓病で天国に送った友人の悲しみを慰労するために書き上げたもの。
主人公の男の子イェビョルは、幼くして腎臓を患い学校に通えず、透析を受けていた。イェビョルは、星(ビョル)の好きな両親がつけてくれた名前。イェビョルの誕生日にお父さんがプレゼントしてくれたのは、天上に張られた10個の星だった。
ある日、10個の星の一つ「ダニー」と友だちになったことから、イェビョルは新たな力を得る。そして最後には奇跡が待っていた…。
自分や人の命の尊さ、また思いやる気持ちが心を豊かにするということを教えてくれる愛と涙のファンタジー。
文=ペ・イクチョン
絵=チェ・チェルミン
訳=吉田昌喜。定価1200円(税別)。
問い合わせは現文メディア(℡03・6413・7691)。
(2008.10.8 民団新聞)