掲載日 : [2008-10-08] 照会数 : 3956
読んでみたい韓国絵本
『ふわふわくもパン』
猫の姉弟が、庭の木の枝にひっかかっていた雲を家に持ち帰ったことから話は始まります。ママが雲で作ったパンを食べると、ふわふわと体が浮かび上がりました。パパは遅刻するからと、朝食も食べずに出かけました。お腹をすかしているパパのために、姉弟は雲パンを届けにいきます。家族の心温まる物語に加え、イラストと写真を合体させ、立体的な独特の作品に仕上げているのも魅力です。
韓国のハンソル教育出版社のアートディレクター、キム・ヒャンスさんは「家族の仲むつまじい姿、雲でパンを作る設定や、食べてからの展開など、子どもと大人の好きな要素が入っています」と話しています。
文と絵=ぺク・ヒナ
写真=キム・ヒャンス
共訳=星あキラ、キム・ヨンジョン(小学館、℡03・3230・5427)。1500円(税別)。
『あまがえるさん、なぜなくの?』
むかし、かあさんのいうことをきかない、あまがえるのこがいました。このこは、だいのへそまがり。かあさんが何をいっても反対のことばかりしていました。
「すわって」というと立ち上がり、「おいで」というとあっちへいってしまいます。かあさんは心配のあまり、病気になってしまいました。
韓国では「あまがえるの昔話」は、古くから親しまれている昔話で、しつけのための話というより、雨が降る前にあまがえるが鳴くようになった由来を伝える昔話です。同書は親を大切にする韓国の人々の生活に深く浸透し、愛着のある存在として親しまれています。
文=キム・へウォン
絵=シム・ウンスク
共訳=池上理恵、チェ・ウンジョン(さ・え・ら書房、℡03・3268・4261)。1500円(税別)。
(2008.10.8 民団新聞)