掲載日 : [20-07-06] 照会数 : 13620
韓人会長大会の延期・中止、書面決議で決定へ…在外同胞財団がオンライン会議
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[ オンライン会議に臨む呂健二民団中央団長 ]
在外同胞財団(韓佑成理事長)では6月30日、オンラインによる世界韓人会長大会・運営委員会を開催し、今年9月にソウルで予定していた2020世界韓人会長大会の開催有無と開催方式などに関する意見交換を行った。
同日午前10時(日本時間)から始まった会議には東京、大阪をはじめ中国、インド、オマーン、豪州、米国、カナダ、ブラジル、ウルグアイ、スペインなど15人が参加した。
進行を務めた韓理事長はまず、「新型コロナウイルス感染拡大の関係で14日間の隔離が続いた場合、大会開催は困難だ」としながら、「8月末まで状況を見ながら、判断する必要がある。皆さんの意見を伺いたい」とし、12月への延期または中止を提案した。
これに対し各委員の8人は延期、6人が中止に同意した。中止に同意した委員の多くは「遠距離交通移動による感染リスク」を述べていた。
また、オンラインによる開催案も出されたが、約400人という参加規模では実質上、不可能との反応が示された。
財団ではこの日の会議内容をまとめ、各委員に書面を送り、開催の延期・中止の可決を決議することにした。
その他、各国からの意見として、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、各国同胞への支援策についても意見交換が行われた。