掲載日 : [20-02-05] 照会数 : 16088
民族学校3校で卒業式
◆建国高等学校

[建国高等学校の高敬弼理事長が卒業生に祝辞]
【大阪】白頭学院建国高等学校(高敬弼理事長、李鐘建校長)は1月31日、同校で第70期卒業生43人を送り出した。卒業式には駐大阪総領事館の呉泰圭総領事、呉龍浩民団大阪本部団長らが参席し、見守った。
李校長は「自分自身の可能性を自覚し、これからもひたむきに努力を重ねてください」と激励した。主な進路は早稲田大学、慶応大学、同志社大学、高麗大学、延世大学、成均館大学など。
◆金剛学園高等学校

[在校生に見送られ学び舎を後にする卒業生]
【大阪】金剛学園高等学校(崔潤理事長、尹裕淑校長)からは1日、20人(国際総合コース15人、特進コース5人)が巣立っていった。
尹校長は「人生は自分でどのようにもつくることができる。皆さんならではの人生を堂々と歩んでください」とはなむけの言葉を贈った。崔理事長からは「道を選択することは服を着替えること。何度も服を着替えながら自分をアピールし、歩んでいってください」という激励があった。
卒業生を代表して尹景煥さんが「いつか立派な社会人になってまた戻ってきます」と答辞を述べた。駐大阪総領事館から呉泰奎総領事、民団大阪本部から金明弘監察委員長がそれぞれ祝辞を述べた。
◆東京韓学高等部

[保護者に感謝の手紙と1輪のカーネーションを手渡す卒業生]
東京韓国学校高等部(呉公太理事長、郭尚勲校長)の2019学年度卒業式は1日、新宿区の同校講堂で開かれた。郭校長は卒業生115人に一言ずつ声かけしながら卒業証書を手渡し、握手で送り出した。
卒業生は壇上から降りると待ち構えていた保護者に1輪のカーネーションに添えて用意しておいた感謝の手紙を手渡した。保護者は「チュッカヨ(おめでとう)」と言いながら涙ぐむわが子を抱きしめていた。
卒業生のうち15人には特別賞「民国民団中央本部団長賞」などが贈られた。