掲載日 : [2022-10-27] 照会数 : 1487
「朝鮮通信使行列」再現…第68回名古屋まつり
[ 副使役を務めた民団愛知本部の河隆實団長 ]
民団愛知、名古屋総領事館、日韓協
【愛知】コロナ感染拡大の影響で中断していた第68回名古屋まつり(同協進会主催、15~16日)が3年ぶりに復活し、民団愛知本部(河隆實団長)と駐名古屋韓国総領事館(朴先哲総領事)、名古屋日韓親善協会(斉藤実会長)などが協力して「朝鮮通信使行列」を再現した。
再現行列には韓日の関係者35人が参加。16日、名古屋市役所から矢場町までの目抜き通りを練り歩いた。「正使」に朴総領事、河団長が「副使」にそれぞれ扮した。名古屋日韓協の斉藤会長は対馬藩に仕えて朝鮮王朝との間で通好実務に携わった「雨森芳洲」役を務めた。
在日同胞関係者が名古屋まつりに初めて参加したのは1983年10月の第30回目。当時の愛知韓国人青年経済会(現青商)が中心となり「朝鮮通信使隊」を再現した。
その後、ブランクがあったものの、民団愛知本部が中心となり18年から再び参加するようになった。