掲載日 : [2019-10-17] 照会数 : 6990
民団鳥取、団員宅訪問で安否確認…高齢者に米贈る
[ 手土産を渡す民団役員 ]
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は3、5の両日、県東部の鳥取市内に在住する20数世帯の団員宅を戸別訪問。各家庭の消息を確認しながら70歳以上の高齢者に手土産の米を手渡した。活動者は黄団長と金鐘一副団長に薛幸夫常任顧問と事務職員が加わり4人。
夫妻とも80歳を超す家庭には米20㌔を手渡した。すると、「これで1年分食べられる」と感謝の言葉が返ってきた。毎年訪問しているある90代の高齢者は寝ていて今年も会うことはかなわなかった。日本国籍を取得した40代の夫妻は「これからも民団との付き合いは続け、団費も払う」と約束した。
戸別訪問先では思わぬ偶然の出会いもあった。かつて総連の筋金入りの活動家だった同胞だ。非団員だが、旧知の薛常任顧問の姿を認めると開口一番「久しぶり、年取った年取った」と少し呂律の回らない口ぶりでしきりに訴えていた。
(2019.10.16 民団新聞)