3・1独立運動に身を捧げ、祖国の独立を叫び続けながら弱冠18歳で獄中死した柳寛順。「韓国のジャンヌ・ダルク」と称された寛順の13歳から最期までを綴っている。 クリスチャンホームに育った寛順は1916年、天安に赴任していた外国人牧師夫妻の配慮により、ソウルの梨花学堂に奨学生として編入することになった。 「学校に通えない子どもたちを集めて勉強さ...
日本で生活する外国人の主流はかつては在日同胞だったが、同胞人口の減少と他の国籍の外国人増加により、今日では多種多様な人々で構成されている。 ところが、総数2百数十万人にも及ぶ在日外国人の現状について、一般的にはよく知られていない。それどころか、外国人犯罪報道に見られる一部の恣意的な外国人憎悪は、日本人の差別や偏見を助長する恐れがある。 まず...
U20ワールドカップサーカー(カナダ)でD組の韓国は4日、モントリオール五輪スタジアムでブラジルと第2戦を戦い、善戦したものの2−3で惜敗した。 前半に35分に先制を許した韓国は、後半開始早々にも失点、さらにその10分後に3点目を許し絶望的となった。 しかし、最後まであきらめなかった韓国は後半38分に沈ヨンソン、44分にシン・ヨンロクが得点...
「帰国事業」の影をたどる 浮上する 日本の重い責任 脱北者支援民団センターによれば、日本に密かに戻ってきた元在日同胞の脱北者は現在、120人ほどになるという。1959年12月から84年までの「帰国事業」で北送された同胞は、9万3340人。在日脱北者は確実に増え続け、大量に日本を目指す可能性も否定できない。元在日の脱北者問...
打楽器集団「サムルノリ」の創始者、金徳洙さんの「芸道50周年・日韓文化交流25周年を祝う会」が6月29日、東京・品川区のホテルで開かれ、知人、関係者ら約100人が駆け付けた。 同会発起人代表で日韓文化交流基金会長の藤村正哉さんは祝辞で、「韓日の架け橋として活躍し、韓国文化交流の担い手として先頭を歩んできた」と金徳洙さんのこれまでの活動を称えた。 ...
演劇、人形劇、音楽など親子で楽しむ多彩なプログロムで企画される「子どもと舞台芸術‐出会いのフォーラム2007」が今月、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、在日韓国人の舞踊家、朴貞子さん率いるJPスタジオが参加する。 JPスタジオは第1部で韓国伝統打楽器による演奏と踊りを紹介。第2部では、一生遊んで暮らせるという牛の面をかぶった怠け...
在日韓国人2世の舞踊家、朴貞子さんを中心にしたJPスタジオは31日、韓国のベストセラー小説を舞台化した初の演劇作品「カシコギ」を東京・豊島区の池袋シアターグリーンで上演する。 趙昌仁著の「カシコギ」は、韓国で160万部が売れた大ベストセラー小説で、白血病で入院中の息子を必死で看病する父親の父性愛が描かれている。韓国では同小説のドラマ化、記念切手も発...
法政大学国際文化学部、韓国全北大学校人文学研究所共催の日韓「在日」文学シンポジウムが6月30日、東京・千代田区の法政大学市ヶ谷キャンパスのボアソナード・タワーで開かれた。約100人が参加し、関心の高さをうかがわせた。 このシンポジウムは昨年、九州大学で開催された「日韓国際シンポジウム2006」に続くもので、韓国、日本、在日の作家や詩人などの10人が...
「2007国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」が21〜29日まで、沖縄市の会場で繰り広げられる。 次世代を担う子どもたち国際が、世界の優れた舞台芸術の鑑賞やワークショップなどを通した仲間との共通体験により、互いに理解し尊重しあう心を育み、友情を深める目的で05年にスタートした。 3年目を迎える今年は15カ国からパフォーマンスアーティ...