
朴槿恵大統領は16〜21日、中央アジアのウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン3カ国を歴訪し、資源外交で大きな成果をあげるとともに、韓国政府が提唱する「ユーラシア・イニシアチブ」(ユーラシア大陸の物流・エネルギー協力を促進する政策)や「韓半島信頼プロセス」の推進について支持を得た。
ウズベキスタンのカリモフ大統領との首脳会談では、スルギルのガス田など、韓国が参加する計82億㌦規模の支援開発プロジェクト3件を推進するとともに、カンディムのガス田開発やサマルカンド太陽光発電所などの新規事業でも協力することで合意した。協力分野も、IT(情報通信)、繊維、農業、環境などに拡大する。
また両首脳は、ウズベキスタン在住高麗人の民族文化保全のため「韓国文化芸術の家」を設立することを決めた。
カザフスタンのナザルバエフ大統領とは、石炭火力発電所建設や石油化学プラント建設など計100億㌦相当の3大経済協力プロジェクトを円滑に推進することを確認したほか、バルハシ石炭火力発電所完成後の電力購買契約(約188億㌦)を結んだ。
さらに、「シルクロード・エクスプレス(SRX)」の建設など、鉄道分野の協力に関する了解覚書(MOU)を締結した。
韓国大統領として初訪問したトルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界4位。ベルドイムハメドフ大統領との会談で、今月着工予定の化学処理プラントで生産される高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンや、ガス脱硫設備で生産される硫黄の販売権承認を得たほか、新規大型プラント建設事業の協力でも合意した。
(2014.6.25 民団新聞)