掲載日 : [2015-08-26] 照会数 : 4101
韓日関係「安倍談話」に注目…誠意ある行動促す
韓日関係については、「昨日の安倍晋三首相の戦後70周年談話は、我々としては物足りない部分が少なくない」とし、「それにもかかわらず、日本の侵略と植民地支配がアジア諸国の国民に多大な損害と苦痛を与えた点と、慰安婦被害者に苦痛を与えたことに対する謝罪と反省を根幹とした歴代内閣の立場が、今後も揺るがないことを国際社会に明確に示した点を注目する」と述べた。
同時に、「日本政府は歴代内閣の歴史認識を継承すると公言したことを一貫して誠意をもって行動で示し、隣国と国際社会の信頼を得るべきだ」とし、「特に日本政府が日本軍慰安婦被害者問題を早期に適切に解決することを望む」と強調した。
さらに朴大統領は「多くの困難が残っているが、今や、正しい歴史認識を基に新しい未来に向けともに歩んで行かなければならない時だ。国際社会での両国の位置づけに見合うよう、東北アジアと世界の平和・繁栄のために、ともに貢献できることを期待している」と表明した。
(2015.8.26 民団新聞)