掲載日 : [2016-03-09] 照会数 : 4381
<韓国国会議員選挙>4・13総選挙の地域区確定…地域253比例47に
国会は2日の本会議で、4・13国会議員総選挙に適用される選挙区確定案を盛り込んだ公職選挙法改正案を可決した。それに伴い政府は3日、黄教安国務総理主催の国務会議で同公職選挙法改正案公布案を処理した。
第20代国会の国会議員定数は、これまで通り300人を維持するが、地域区(小選挙区)数は246より7増の253となり、比例代表議員数は54人から47人に7人減った。
選挙区別人口は、昨年10月31日時点で上限28万人、下限14万人を基準に、憲法裁判所の決定に基づき地域別人口偏差値が2対1を超えないようにした。
調整された地域選挙区は分区地域16カ所、統合地域9カ所をはじめ区域調整5カ所、自治区・市・郡内境界調整12カ所、選挙区名称変更6カ所など。
地域別増加規模は京畿道が8(52から60に)で最も多く、ソウル(48から49)と仁川(12から13)もそれぞれ1つ増え、首都圏の総議席数は122となった。ほかに大田が6から7、忠清南道が10から11に、それぞれ1つ増えた。逆に江原道が9から8、全羅北道が11から10、全羅南道も11から10、慶尚北道は15から13とそれぞれ減った。
その他地域は前回総選挙(2012年4月)と変わらない。釜山18、大邱12、光州8、蔚山6、世宗1、忠清北道8、慶尚南道16、済州道3。
選挙区別平均人口は20万3562人。最も人口が多い選挙区は全羅南道順天(27万8982人)で、最も少ない選挙区は江原道束草・高城・襄陽(14万74人)。
(2016.3.9 民団新聞)