外からの視点が役に立つ 年間３万人台の自殺者が98年から続く日本社会の病巣にメスを入れ、「自殺大国」の汚名返上に向けて闘う在日３世の医師、張賢徳さん（41）が昨年12月末に『人はなぜ自殺するのか』（勉誠出版）を上梓した。日本人には気づかない視点が、死に直面する医療現場で役に立っているのでは、と語る。 愛憎をふっ切って...
「兵役までは漫画と学業に全力」 昨年12月、韓国人では初めて新人漫画家の登竜門である「ちばてつや賞」（講談社）で大賞を受賞した。受賞作の「タマキムチ」は講談社刊「モーニング」で掲載された。 この作品は音楽家の父親に才能を認められず、国を飛び出し日本で留学生活を送るキムが、ストリートミュージシャンの女の子「玉木」と出会い、音楽への...
韓国の美声 春の日本で競演 韓国出身の世界的ソプラノ歌手、スミ・ジョーのソロリサイタルが３月、東京と大阪で開催される。 指揮者のカラヤンが「神様からの贈り物」と賛美の言葉を残すなど、国際的に名高いソプラノとして高い評価を得ているスミ・ジョー。全身で奏でる美声は、イタリア語で「美しい声」という意味を持つベル・カントそのもの。世界の...
３月19日18時半＝（東京・港区）韓国文化院大ホール（韓国中央会館８階）。卞張鎬監督の「悲恋のホンサル門」（78年制作）上映。出演は金怜愛、鄭愛蘭。1870年代の韓国を舞台。未亡人になっても貞節を通す女を婦道の鑑としたが、未亡人であっても人間であり女であるが故に悲劇が起こる。入場無料。当日先着150人。問い合わせは同院（℡03・5476・4971）。 ...
【大阪】少年サッカーを通じて韓日交流を深めようと、大阪市生野区と東成区内の公立小学校から６年生57人で４チームを構成し、29日から韓国・水原市に出発する。生野フットボール連盟（安原基好文会長）が主管する行事で今年で10回目。23日には「大阪（生野）・コリア友好親善フェスティバル」実行委員会とＮＰＯ法人大阪ワッソ文化交流協会が共催して結団式を行った。 ...
青年層 掘り起こす 韓国で５百人祭典 ５月から全国キャラバン 在日韓国青年会中央本部は27日、結成30周年を迎える。10、11日に開かれた第28回定期中央大会は30周年事業として、500人規模の「青年ジャンボリー」を柱に会員対象を積極的に掘り起こし、青年組織体としての求心力を高めることなど、重点方針を策定した。一方、中央・地方の歴代...
