「朝鮮人街道の面影を残す一本松」 霊仙山(りょうぜんざん)の「多賀清流の里」辺りから、彦根城の南方を流れ、琵琶湖へ注ぐ芹川。 芹橋周辺の足軽組屋敷図には、彦根城の外堀より北側には宗安寺、大信寺などがあり町人の屋敷が並ぶ。そして外堀より南側から芹川の間には足軽組の屋敷が群がってい...
安東~釜山(4月12日~22日) 各地の歓迎に感激 【12日目】(安東・歴史探訪日)曇りのち晴れ。安東市のバスでユネスコ世界遺産の河回村を市の日本人職員、緒方恵子さんの案内で見学。今も人々が生活を続けている民俗村で、両班の暮らしを窺うことのできる瓦葺きの古い建築や...
関係最悪というが穏やかに時は流れ 古都の近代史を研究するため古代新羅の都・慶州にやって来て今年で8年目になる。最初の2年間はアパートで生活し、2013年に「南山洞」と呼ばれる集落に移り住み、現在に至る。南山洞は石仏や石塔、磨崖仏が点在する南山の東麓にある。ここは景観保全のためビ...
緑豆の代りに片栗粉 以前、チャクミョンポッと言って、緑豆の粉で作った麺を五味子茶に入れた物をご紹介しました。今回はその緑豆の麺を使った「トジャンク」です。トジャンとは味噌の古い言葉で、クは汁なので味噌汁を想像する方は多いのではないでしょうか。 で...
当時の面影残す宗安寺と周辺 薄衣(うすぎぬ)で作られた紗帽(さぼう)をかぶり、朱色の礼服である袍(ほう)を身に纏い、二羽の白鷺の文様が刺繍された胸背(きょうはい)と鼈甲(べっこう)の帯をつけた伝朝鮮高官像(でんちょうせんこうかんぞう)は、宗安寺が所蔵している。 その「伝朝鮮高官...
登録後初のウオーク…沿道の関心もさらに高く 「第7次21世紀の朝鮮通信使 ソウル‐東京友情ウオーク」が4月1日ソウルをスタートした。今回は韓日両国で申請していた朝鮮通信使の歴史資料がユネスコの「世界の記憶(世界記憶遺産)」に登録されてから初めてのウオーク。日本人、韓国人、在日韓国人が手を携...
滋賀県が偉業たたえ生家に建立 米原から北陸本線に乗車して、約半時間ほどで雨森芳洲の生まれ故郷「高月」に着いた。駅の改札口付近には観光案内所があり、私はここで「雨森芳洲庵」の新しい情報を得た。 雨森芳洲は、1668年(寛文8年)に滋賀県伊香郡(現・長浜市)高月町の...
国や人種を超えて人の心うつ演劇を 鳴りやまぬ拍手に、スタンディングオベーション。8人の役者たちは、3たびアンコールに応え、何度も深く礼をした。 4月11日に東京・シアタートラムで初演を迎えたミュージカル「いつかone fine day」。妻を亡く...
ヨモギのスープ 今回は、ヨモギのスープ「スッタン」をご紹介します。スッはヨモギ、タンはスープという意味です。ヨモギの旬は3~5月ですが『飲食知味方』には2~3月頃のヨモギを使うと書いてあり、若い芽を使います。 「それを醤油味のスープに入れる、ここ...