掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 6366
<青商連>韓日国交50周年記念し日本商工人と友好の絆…崔潤氏が講演
[ 崔潤氏 ]
在日韓国青年商工人連合会(金元伸会長)は11日、東京都内で韓日国交正常化50周年を記念して、「韓日青年商工人友好の集い〜未来へ繋ぐ商工人の絆」を開催した。
在日と日本の約200人の青年商工人が参席するなか金会長は「かつての漢江の奇跡に同胞の先輩が大きく貢献したように、我々も両国の経済交流の懸け橋となり友好発展に貢献していこう」と呼びかけた。
安倍晋三首相から「皆さんとの交流が両国の礎になる」と経済分野における次世代交流を期待するビデオメッセージが送られた。
メモリアルセレモニーとして全国の青商と歴代青商連会長の名前が書き込まれた旗が掲げられ、一致団結の想いを新たにした。
この日、式典に先立ち消費者金融のアプロサービスグループの崔潤会長による特別講演が持たれた。崔会長は韓国内での消費者金融市場のトップになるまでの経験を交えながら、セウォル号沈没惨事の際、多くの犠牲者を出した安山市をホームとする自社運営のプロバレーボールチームのユニフォームのロゴを「We Ansan」に替えたことを語った。「WeAn(慰安)」と「Ansan(安山)」にかけたキャッチフレーズで、惨事の慰安と復興の願いを込めた。この、ユニフォームを着た選手達が大躍進、今年4月の国内リーグでは優勝。安山市民らに大きな希望を与えた。
崔会長は「青商の一員として誇りを持ち、皆で協力して大きな事業を成就して欲しい」と後輩たちを激励した。
(2015.11.25 民団新聞)