掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 6106
民団中央役員に顧問委嘱状伝達…元心昌記念事業会
[ 全員で記念写真 ]
民団中央本部の初代事務総長を経て第11、12代団長を歴任した元心昌氏の業績を顕彰する社団法人元心昌記念事業会(韓国・平澤市、兪義東会長=セヌリ党国会議員)の一行が19日、東京・港区の民団中央本部を訪問。呉公太団長、丁海龍常任顧問らに同会の顧問委嘱状を伝達した。来年7月には記念館が建立されるという。
一行は子息の元亨載氏をはじめ、原州元氏大宗会の元裕哲会長ら15人で構成された。元義士の位牌と韓国戦争に参戦した在日学徒義勇軍犠牲者が眠る福生市の大行寺を訪れたほか、元義士が創刊に関わった統一日報社なども視察した。
元義士の地元の平澤市は昨年10月10日、独立運動家だった故人が日本の刑務所から出獄した日に合わせ、生前の業績を再評価し、平和統一精神を継承する記念事業会を創立した。
同様の顕彰事業は朴烈初代団長に次ぎ2人目。民団では本国における民団の位置を再確認するものとして、創立時に丁海龍常任顧問があいさつを述べた経緯がある。
(2015.11.25 民団新聞)