掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 6023
220人キムジャン…被災地支援へ民団宮城も
[ 約220人で500株の白菜をキムチに漬ける ]
【宮城】「仙台白菜で作るキムチフェスティバル」(仙台総領事館、宮城県など主催、仙台市共催)が18日、仙台市内のホテルで行われ、市民約220人が参加した。東日本大震災の被災地支援と韓日交流促進を目的としており、今年で3回目。
使用した白菜500株は津波の被害を受けた岩沼市蒲崎地区の畑で栽培した。苗は9月、民団宮城本部の関係者が、明成高、宮城農高の生徒らとともに定植。約2カ月後に収穫し、婦人会宮城の関係者らがフェスタの前日までに宮城大学で塩漬け作業を済ませていた。
参加者は光州キムチアカデミーのキム・ジョンスク院長の指導のもと、葉の間に丁寧にヤンニョムを塗り込み、おいしそうなキムチを完成させた。この一部は仙台・石巻両市の仮設住宅で暮らす住民に贈られる。
主催者を代表して梁桂和総領事、三浦秀一宮城県副知事、藤本章仙台市副市長がそれぞれあいさつに立ち、「韓国と日本、両国の友情がさらに深まってほしい」と期待を述べた。
(2015.11.25 民団新聞)