掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 6485
みんだん生活相談センター…富山県でも開設
[ 金昭夫所長と専門相談員を囲む民団関係者 ]
全国9番目
「みんだん生活相談センターとやま」が17日、民団富山本部(金仁団長)で設立された。全国で9番目。10月31日からの「みんだん生活相談相談センター」本国セミナーに参加した宋勇副団長が実現に努力した。
福岡市を除けば、東海(日本海)側ではこれが初の懸板式となった。民団と婦人会関係者のほか、富山県日韓親善協会からも高田眞会長ら10人がお祝いに駆けつけた。
金団長は、「生活相談センターの設立は、民団富山の活性化に向けて大変重要な意味を持つ」と意義を強調した。中央から激励に駆けつけた「民団生活相談センター」の金昭夫所長は、「民団は生活者団体として一人でも困っている・悩んでいる人がいたら解決してあげることがその役割だ。各方面からも各地にもっと多くのセンターが開設されることが期待されている」と述べた。
専門相談員は弁護士の西川浩夫氏と司法書士の永森郁郎氏の2人。相談内容は各種法律、税務、相続、戸籍整理、在留資格、国際結婚・離婚、不動産そのほかと多岐にわたる。
まず事務局で電話を受け、専門相談員と対面できる日程を予約調整していく。内容によっては中央センターとも緊密に連携していく考えだ。韓国籍に限らず日本人の相談にも応じる。
予約、申し込みは同本部(076・433・2626)。
(2015.11.25 民団新聞)