掲載日 : [2016-04-20] 照会数 : 4525
Kスタイル・ハブがソウルにオープン…観光と韓食情報提供
文化体育観光部は11日、ソウル市内の文化創造ベンチャー団地に観光と食文化の情報を提供する「Kスタイル・ハブ」をオープンした。韓国の観光情報、食文化の過去・現在・未来を体験できる。2階は観光案内センター、3〜5階は農林畜産食品部と韓食財団の運営による「韓食文化館」が設けられた。
開館式には朴槿恵大統領も訪れ、ヒットドラマ「太陽の末裔」の主演、ソン・ジュンギさんとともに同施設を視察し、韓国料理づくりなどを体験した。
当日、同館では朴大統領主宰の第5回文化隆盛委員会が開かれ、「製造業中心の政策パラダイムから文化サービス産業、文化コンテンツへと転換し文化隆盛と創造経済の両方を広げるべき」と強調し、韓食文化の世界遺産登録など国際化に向け本格的に取り組む方針を示した。
また、グローバル文化大国に発展させるために力を注ぐことを明らかにし、文化コンテンツとIT技術を活用して、韓国文化の伝統をベースに、韓国型文化ODA(国際開発協力)モデルの開発を拡大していくべきだと述べた。
政府は韓食の世界化に向け、専門人材の養成や情報提供、観光関連商品の開発、ユネスコ無形文化遺産登録などを進める計画だ。今回ソウルにオープンした「韓食文化館」を今後、地方にも設置するなど拡大する。また、伝統酒を高級商品として育成するため、伝統酒ソムリエを養成する。
(2016.4.20 民団新聞)