掲載日 : [2023-02-15] 照会数 : 1116
座・高円寺ドキュメンタリーフェス 金聖雄監督作品に大賞
[ 受賞の喜びを語る金聖雄監督 ]
金聖雄監督のドキュメンタリー映画「オレの記念日」(2022年、104分)が第14回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル「コンペティション部門」(同実行委員会)で「大賞」に選ばれた。表彰式はフェスティバル初日の8日、東京・杉並区の座・高円寺で行われた。
審査対象となったのは映画・テレビ・自主制作の各分野から選ばれた42作品。
作品は1967年、茨城県で起きた強盗殺人事件で再審無罪を勝ち取った桜井昌治さん(76)の半生を追うドキュメンタリー映画。冤罪をテーマとした金監督の作品としては4作目になる。
金監督はトロフィーを手に「賞のために映画をつくっているわけではないが、(受賞は)うれしい」と喜びを語った。
1963年大阪・鶴橋生まれ。記録映画「指紋押捺」や「在日」を手がけた故呉徳洙監督の助監督を務めてきた。
(2023.2.15民団新聞)