掲載日 : [2007-05-30] 照会数 : 6763
<カンヌ映画祭>チョン・ドヨンが韓国初主演女優賞
[ 表彰されるチョン・ドヨン。右はアラン・ドロン ]
韓国人女優のチョン・ドヨン(34)は27日、フランスのカンヌで開催された第60回カンヌ国際映画祭の授賞式で、イ・チャンドン監督の映画「密陽」で主演女優賞を受賞した。韓国の女優が同祭で主演女優賞を受賞したのは初めて。
これまで韓国映画はカンヌで林権澤監督の「酔画仙」と、パク・チャヌク監督の「オールドボーイ」がそれぞれ監督賞と審査委員大賞を受賞。世界3大映画祭での個人タイトルは、1978年「シバジ」のカン・スヨンがベニス映画祭で主演女優賞を受賞してから20年ぶりになる。
チョン・ドヨンは映画が公開された後、現地のメディアから絶賛され、強力な主演女優賞候補の1人とされていたが、主演女優賞が発表されるとチョン・ドヨンは、感激のあまり声をつまらせた。
チョン・ドヨンは1990年テレビドラマでデビュー。最近のドラマでは「星を射て」「プラハの恋人」などで人気を得ている。
映画初出演は「接続‐ザ・コンタクト」(97年)。「我が心のオルガン」、「ハッピーエンド」、「ユア・マイ・サンシャイン」など多数の作品に出演している。「密陽」は10作品目。今年3月に結婚。
(2007.5.30 民団新聞)