高麗美術館のコレクション名品展「朝鮮の美術工芸‐刺繍・螺鈿・華角を中心に」が4月6日まで、京都・北区の同館で開かれている。 同館所蔵1700点のなかから選りすぐった作品を通して韓半島の歴史をたどりながら朝鮮美術の神髄に触れる。刺繍屏風、螺鈿や華角などが施された木を基調とする工芸品のほか、陶磁器や考古美術、仏教美術にいたる各分野にわたる名品を展示する...
韓国では福を得る、幸運を叶えるといわれるポク(福)チョリ(ざる)を大晦日の夜、零時過ぎから元旦の朝までに買い求め、部屋や台所などの壁にかけておきます。昔はポクチョリを売る人が各家庭の台所や部屋の近くに投げ込んで、福がくることを祈りました。また、数日経ってもポクチョリがそのまま放置されていれば家人の安否を心配し、近所の人たちがその家を訪ねたといいます。 ...
長年、韓国の地方文化や歴史をツアー商品として日本に紹介してきた旅行代理店「ジャパンコムツーリスト」販売企画室室長の八文字保夫さん(75)はその功績が評価され1月11日、東京・港区の韓国文化院で姜基洪同院院長から韓国・文化観光部表彰状を授与された。 作家、立原正秋の生まれ故郷の安東を訪ねる旅や、韓国の古代文化・遺跡を訪ねる旅、韓国の民芸と浅川兄弟の足...
2月25日に就任する李明博次期大統領に、元東亜日報記者の著者がロングインタビューし、本人の肉声を生々しく伝えるために、一人称形式の文体でまとめている。 副題は「李明博の心の軌跡」。大統領の座を射止めることができたのは、3人のCEO(最高経営責任者)のおかげと吐露している。3人とは両親、中学校の時の担任、現代グループの故鄭周永会長を指す。 大...
85年、釜山の病院で生まれたイ・ヒア(李喜芽)は、先天性障害のため、両手の指が2本ずつ、足は膝までしかない。出産後、著者である母は娘に会わせてもらえなかった。夫の家族が養子に出すことを決めていたからである。 姑らの不在の隙に娘を一目見て、拒絶する女医に無理に頼み込んで誓約書を書いて退院。娘を連れ出して、すぐさま空港へとタクシーを飛ばした。新生児は飛...
韓国の大型書店には、独立したコーナーが設けられるほど、詩はポピュラーなジャンルだ。本書は植民地時代に『奪われた野にも春は来るのか』を発表した李相和から00年代に活躍する現代作家までの作品を、年代別に解説を加えて収めたものである。著者は早稲田大学の客員教授で、詩人・文芸評論家でもある。 韓国の現代詩を詳しく知らなくても、40年代に志半ばで福岡刑務所で...