韓国健康食品が大人気 乳酸菌関連は前期比16倍増

外国向けオンラインショップ

　CJオリーブヤングが自社のグローバル・オンライン・ショッピングサイトの今年7‐9月売上を分析をした結果、健康食品の売上が4‐6月期に比べ約10倍増えたと20日、明らかにした。

　同サイトは150カ国の消費者を対象に、約3000品目の美容、健康関連商品を販売している。外国で暮らす韓国系の顧客割合（30％）よりも現地に暮らす外国人の顧客の割合（70％）の方が高い。

　同サイトの今年7‐9月の総売上は、K‐POPブームを追い風に、4‐6月期より63％増加した。Kビューティー製品だけでなく、健康食品の人気が高まっている。

　健康食品の売上の割合は、4‐6月期までは全体の1％だったが、3カ月で5％台に上がった。海外ではなかなか手に入らない乳酸菌関連製品の売り上げは16倍、紅参の売上は11倍に跳ね上がった。

　BTS（防弾少年団）のメンバーがよく食べているという紅参スティック、ガールズグループがPRしている乳酸菌など、韓国特有の健康食品が新型コロナウイルスの影響もあって人気を集めているものとみられる。

（2020.10.28 民団新聞）