高麗美術館(京都・北区)は、高麗時代から朝鮮時代にかけて発展した青磁と青花白磁の名品を紹介する展覧会「麗しき青磁・鮮やかなる青花」を8月18日まで開催している。 高麗時代の青磁、朝鮮時代の白磁は当時の社会や宗教観を反映しており、韓半島の代表的な陶磁器だ。翡色の高麗青磁、朝鮮白磁コバルトを施した青花は、対照的な陶磁器だが、どち...
文化財庁宮陵遺跡本部は8日、「日帝時代に失われた徳寿宮大漢門の月台を再現する設計を7月までの終え、来年までに復元を終わらせる」と明らかにした。 月台は宮廷の正殿、廟壇、郷校など主要な建物の前に設置する基壇形式の台。 徳寿宮大漢門の本来の名前は「大安門」になる。皇城新聞や独立新聞などの記録による...
音が伝える釜山の歴史と情 桃井 のりこ (編集者・プロデューサー) 先日、釜山での旧知の友人である金義中さんに「桃井さん、釜山のソリを知っていますか」と聞かれた。釜山のソリ? キョトンとした顔の私に金さんは、釜山のソリについて説明してくれた...
【埼玉】高麗神社境内広庭の樹齢300年を超す銘木エドヒガシ(「ひがん桜」)が3月29日、みごろを迎えた。同神社ではこの日を「桜花祭(おうかさい)」とし、参拝者に清らかな鈴の音が幸せを呼ぶという「鈴守さくや」と「桜花祭御朱印」を特別授与した。 「ひがん桜」は春の彼岸のころ、葉より先に淡紅色の花を開く。開花時期はほかのサクラより...
【埼玉】「在日韓民族無縁の霊碑」を祭る日高市内の古刹「高麗山聖天院勝楽寺」で3月29日、「夜桜詣」が開かれた。日の入り直前に300個近いキャンドルが灯され、山門から本堂、「在日韓民族慰霊塔」の建つ「桜の丘」、そして丘の頂上で慰霊塔を見下ろす檀君像に至る足元を照らした。 発案者の笹崎雅弘さんは「立派な慰霊の塔がありながら、一般...