文化・芸能・スポーツ リスト

<読書>越境の時−1960年代と在日 問い続ける日本の「民族責任」

 鈴木氏は名高いフランス文学者である。その彼がなぜこの時期、「60年代」であり、「在日」なのか。  著者は小松川事件(58年)に衝撃を受け、60年代から70年代にかけて、在日韓国・朝鮮人の人権問題に深く関わった。人質を盾に篭城し在日差別を「告発」した金嬉老事件(68年)では、8年半におよぶ裁判を支援している。そこに、一貫して流れるのは日本人としての「民...

2007-09-05

<読書>遺骨の戦後−強制動員と日本 日本は遺骨問題の解決急げ

 韓日両政府の合意のもと、日本国内に残存している韓半島出身の強制徴用者などの遺骨の調査が始まってからまる2年が過ぎた。市民団体と仏教界の調査の進展もあり、推定ながらすでに2000体以上の遺骨情報が厚生労働省に寄せられているといわれる。  しかし、韓国国内では死亡情報すら受け取れず、生死確認を求めている人たちは6000人近くいる。日本政府の調査はまだまだ...

2007-09-05

逸品60点を一堂に 高麗美術館で秋の企画展

 高麗美術館の秋季企画展「朝鮮王朝の青花白磁−清らかなコバルトブルーの世界‐」が10月5日から12月24日まで、京都・北区の同館で開かれる。  青花白磁は、酸化コバルト顔料で器面釉下に絵付けをし、還元炎で焼成した白磁をいう。中国の明や清から大きな影響を受け朝鮮朝時代では、最初はその模倣を試みていたが、次第に独自性を発揮し、多様な成果をもたらした。 ...

2007-09-05
2007-09-05
2007-09-05

韓国映画鑑賞会

 19日18時半=(東京・港区)韓国文化院大ホール(韓国中央会館8階)。朴興植監督「私にも妻がいたらいいのに」(2000年制作)を上映。出演は全度妍、薜景求。アパート団地の銀行に勤める課長代理、ボンスに思いを寄せる女性・ウォンジュ。銀行の向かいの塾にいる彼女はボンスに近づこうとするが、ボンスは学生時代の友人に好意を寄せ、彼女の気持ちに気づかない。入場無料。先...

2007-09-05
2007-09-05
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2007-09-05
2007-09-05

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